Researcher's voice研究者の声
建造物、土壌などの固化を語るうえで、コンクリートは欠かせないものです。しかし、そのコンクリートも強度は徐々に落ち、通常は約25年で半減期を迎えると言われています。さらに近年、砂利砂の価格は高騰、原材料も不足し、輸入に頼らざるを得ないのが現状です。そんな中、土や廃棄物がコンクリートと同等、もしくはそれ以上の強度を持ち、永久と言われるくらい長期間の保持が可能だとしたらどうでしょう。用途が多岐に渡ることは容易に想像がつきます。私たちは、長年の試行錯誤を経て、この夢のような商品の開発に成功しました。それが「オプスコン」です。今後、様々な用途にご利用していただくことを願っております。
<高野 穣>